リンゴジャムに適したリンゴの種類
トーストに塗って食べると美味しいリンゴジャムに使われるリンゴは、どんな品種でも良いわけではありません。ジャム用に適したリンゴを使って作ることで、その美味しさを引き出しているのです。
こちらでは、ジャム用に適したリンゴの種類についてご紹介します。
紅玉
豊富な種類があるリンゴの中でも、特にジャムに適しているのが紅玉です。アメリカ原産のリンゴで、アメリカではジョナサンと呼ばれており、日本には1871年に伝わってきました。
紅玉は名前が表すようにはっきりした紅色で、甘味よりも酸味が強いのが特徴です。果肉がしっかりしているため煮崩れしづらく、ジャムをはじめ、アップルパイなどのスイーツ作り向いています。
GuestHouseこあらいでは、この紅玉と砂糖だけを材料に仕上げたオーガニックなリンゴジャムをご提供しています。
陸奥
陸奥は1930年に青森県で誕生した国産品種で、アメリカ原産のゴールデンデリシャスと青森産の印度の交配種です。
この2つから生まれた陸奥は、甘酸っぱい味で匂いも強く、果汁が豊富に含まれているのが特徴です。適度な酸味と硬さがジャムに向いており、肉料理などの材料としても人気があります。
ジョナゴールド
ゴールデンデリシャスと紅玉の交配種であるジョナゴールドはアメリカで生まれ、1970年に秋田県の試験場に導入されました。見た目の鮮やかなピンク色と、甘さと酸っぱさのバランスが取れた味が特徴です。市場にも多く出回っています。紅玉と比べて酸味は弱いものの、こちらもリンゴジャムに適しています。
ジャムに適した品種を使ったリンゴジャムは、リンゴ本来の美味しさを味わうことができます。また、オーガニックのリンゴジャムなら、自然本来の味がより楽しめるでしょう。
リンゴジャムを購入する際は、これらのリンゴが使われている物を選んでみるのもおすすめです。